個人信用情報(ブラックリスト)の照会方法
日付:2016年12月13日
カテゴリ:任意整理について
ご自分の信用情報(ブラックになっていないか?)が気になる方も多いはずです。よくあるご相談で、「過去にカード会社からの借入があり、督促もないので数年間支払していませんが(滞納中)大丈夫ですか?」というお問い合わせ受けます。どこの貸金業者から借入していたのか覚えていない方も多いようです。貸金業者の借金を支払わずに放っておくとどうなるかについては、以前ご説明させていただきまた。→コチラを確認
借金の放置は、個人信用情報(ブラック)が「長期延滞」という事故情報状態のままですので、クレジットカードを作成したり、ローンを組むことが難しくなります。
亡失した借金の解決事例
以前ご相談いただいた方で、「数年前に貸金業者から借入しましたが、督促も無かったのでしばらく返済していませんでした。借入先すら忘れてしまいましたが、今回結婚することになり、この先ずっとローンを組めないことも困るので、借金の整理をしたいのですが・・・」という相談がありました。 数年前とでは生活環境も変わり、身の回りの整理(借金整理)を希望されものでしたが、借入先が分からないのでどうしたらいいか?という事でした。
個人信用情報を照会(下記で説明)することを案内し、借入先を特定することができ解決に至りました。ほとんどの借入が時効になっており、時効援用することで債務を無くすることができました。
個人信用情報の照会先
基本的に個人信用情報の照会は本人が行います。以下が照会先です。
①株式会社日本信用情報機構(JICC) http://www.jicc.co.jp/index.html
②株式会社シー・アイ・シー(CIC) http://www.cic.co.jp/index.html
③一般社団法人全国銀行協会 http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
①は消費者金融系、②はクレジット・信販系、③は銀行系の個人信用情報の照会ができます。有料ですが郵送やインターネットでの照会もできるようですので各サイトを確認してみて下さい。
各貸金業者はお客様に貸付をする際、上記機関に必ず情報の照会を行い、事故情報の有無や他社での借入件数・金額などの確認をしております。 借金などで何か気になることがありましたら、弁護士などの専門家にご相談下さい。