債権回収会社について

0120-93-8201

【ご相談専用ダイヤル】09:30~20:00

お問い合わせはこちら
24時間受付中!

債権回収会社について

日付:2016年12月28日
カテゴリ:任意整理について

よくあるご質問で、「突然、見知らぬ債権回収会社から督促状が届いたのですが、どうしたらいいですか?」というご質問を受けます。違法な架空請求の場合もありますが、ほとんどのケースが、借金を支払わずに放っておいて忘れていましたといものでした。ただ、借入先のカード会社や銀行とは異なる「債権回収会社」からの督促なので、困惑される方も多いと思います。そもそも債権回収会社とは何かご説明します。

債権回収会社とは

債権回収会社とは、サービサーとも呼ばれる債権の回収を専門とする会社です。 かつては、弁護士や弁護士法人のみに許されていた債権回収ですが、不良債権処理の促進等を目的として、平成11年(1999年)2月に「債権管理回収業に関する特別措置法」(通称:サービサー法)が施行され、法務省より営業を許可された法人も債権回収が行えるようになりました。主に不良債権や長期延滞債権の回収を行っています。

債権回収会社の役割

債権とは、貸主が借り主にお金を返すよう請求することができる権利です。きちんと支払いが行われていれば「債権」は消えます。しかし、支払われずにいると「債権」が残ったままです。債権回収会社は、支払い義務のある「債権」を回収することを目的としております。銀行や消費者金融の長期延滞債権、携帯料金や病院代などあらゆる料金の滞納金をそれぞれの機関や会社などから譲渡・買い取り・委託され、代わりに回収業務を行っています。銀行や消費者金融では、長期延滞などで回収できる見込が少ない債権を、債権回収会社に譲り渡すことで、業務の効率化や利益の確保が図られるようです。あらゆる業界で料金滞納や未払いなどが増加しているので、こうした債権回収会社の利用も増えています。また、最近では弁護士に債権回収の代行を依頼するケースもあります。

債権回収会社から督促が届いたら・・・

聞き慣れない会社から通知や督促が届けば、誰でも驚くと思います。もしも債権回収会社から連絡があった場合は、まずその内容を慎重に確認してみて下さい。 消費者金融や銀行カードローンの借入を滞納した場合、債権回収会社から通知状などの連絡が届く場合があります。これは債権回収会社が消費者金融や銀行から債権回収の委託を受けたか、もしくは債権そのものを買い取って回収しようとしています。 何年間も貸金業者から連絡が無く、もう時効だと思っていた時に、突然、貸金業者からの督促状や裁判所からの書類が届くこともあります。時効が成立していない限り、貸金業者は督促をし続けます。また自分が知らないところで債権譲渡(借入した会社から別の会社に債権が移る)され、聞いたこともない会社(債権回収会社・弁護士)から督促をされることもあります。 当然のことですが、通知や督促を受けた場合、借金を返済する必要があります。とはいえ、消費者金融や銀行などに借入をしているからといって、いきなり債権回収会社から債権が回るということはありません。 債権回収会社から連絡があるということは、滞納していると自覚しているはずです。債権回収会社からの通知が来ても返済が難しい場合や、債権回収会社と返済に関する交渉に不安がある場合は、弁護士などの専門家に相談することをオススメします。

怪しい債権回収会社にご注意

債権回収会社(サービサー)は法律にのっとった督促業務を行う正規の業者ですから違法な取り立ては行いません。悪質な行為をする債権回収業者は、もしかすると悪徳業者の可能性があります。少しでも怪しいと思ったり、違法な行為をする場合は、消費者センターなどに問い合わせをして確認してみて下さい。 他にも、債権回収会社の名前を装って、ハガキやメールなどで架空の請求を送り、振り込ませるといったケースがありますので注意して下さい。

■法務省が債権管理回収業の営業を許可した株式会社一覧

http://www.moj.go.jp/housei/servicer/kanbou_housei_chousa15.html


 

 


お問い合わせバナー