都道府県別の自己破産者数ランキング
日付:2016年4月22日
カテゴリ:自己破産について
九州がトップ3の理由とは?
さあ、九州といえば、暑い気候という印象があります。ですが、経済的には冷えているのでしょうか。 理由として考えられているのは、九州全体が、所得が低い、ということが挙げられます。賃金は都心に比べて低く、物価はそう安いわけでもないというのが現状です。九州って新幹線が開通したこともあって、遠出してみたり店を出してみたり、消費が増えているのかもしれませんね。
また、九州地方の人といえば、ギャンブル好き、無計画、酒好き・・・・という声が多く、自己破産の要因の一つとも考えられているようです。そういわれてみると、九州男子という言葉って、言えば意味が分かるし、広く通じる言葉になっていますよね。大分県民は唐揚げを沢山食べるし、肉食系というニュアンスといいますか。県民性なのでしょうか。 都道府県でくくれない、もちろんそれに当てはまらない方もいるので、これはあくまで統計です。
自己破産とは何でしょうか。
自己破産は、債務整理の方法として合法的な手段で、裁判所を通して、借金が免除される手続きのことです。返済するあてがない人で債務に苦しむ人を救済し、新たに経済再生の機会を与える法的な制度です。大分県の方はご存じかと思われます。 良いところは、借金が免除されること、これは第一の良い点ですね。滞納税金などの支払いの義務は残りますので注意しておきましょう。また、客観的に支払いが困難な人であれば、誰でも、保証人がいる人でも自己破産の手続きをすることが可能です。
さらに、自己破産を申し立てた後は、貸金業者(消費者金融など)からの取り立てが止まります。 「破産宣告」と「債務の免責」が完了すれば、借金が0円になるのです。 ただし、その後の生活に影響がおよぶデメリットがこうした良い面の裏にはあるのでよく考えることが必要です。しかし、都道府県、どこでも相談にのってくれる専門家はいます。
自己破産のデメリット
自己破産のデメリットは、まず、借り入れが5から10年間できなくなることです。ブラックリストに載ってしまいます。また、住所、氏名が「官報」に載ってしまいます。この「官報」は一般の方が見る可能性は低いですが、掲載はされてしまいます。さらに、免責決定を受けるまで、具体的にいえば、3か月から半年間くらいですが、一部の職業につけなくなってしまいます。
借金が免除されないことがあるというデメリットもあります。お気に入りのマイホームなどの20万円以上の財産が処分されてしまいます。 自己破産は最後の手段として、慎重に考えて、大分県民も決断したのでしょう。全国の都道府県の方、あくまでも最後の手段ということを踏まえておく必要があります。