自己破産後の人生はどうなるか

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自己破産後の人生はどうなるか

日付:2016年4月22日
カテゴリ:自己破産について

自己破産中における制限

自己破産を申し込むと自分名義の住宅や高級品などは差し押さえられ処分されて債権者へ返済されることになります。このように債務者に財産があればその財産を処分し管理する破産管財人が選定されますが、財産の他にも債務者あての郵便物なども管理されます。また裁判所の承諾なしに引っ越しや長期の旅行など自由には行けないといったある程度の制限が設けられます。

現金などの資産がある場合は当然返済に回されますが、債務者にも自己破産後の生活があるため99万円以下の金額であれば債務者の生活費として処分から免除されます。また破産宣告すると官報や破産者名簿に載りますが、自己破産の手続きが終わると制限がとかれたり名簿からの削除が行われます。

住宅の任意売却と競売における自己破産後の影響

自己破産をすると自己所有の住宅が売却されることは免れませんが、任意売却を行うか競売されるかによってそのまま慣れ親しんできた住宅に住める可能性のあるなしに影響してきます。自己破産を行うにしてもまずは住宅の任意売却をお勧めします。競売されると期限内の退去は免れませんが、兄弟や身内への任意売却が可能であれば住宅が自己所有ではなくなるものの家賃を払っていくことで自己破産後退出することなくそのまま住むことの可能性も出てきます。

また自己破産して一度借金をなくし新たな人生を歩むことで、仕事を頑張り後々交渉の末住居を買い戻すことの可能性も出てきます。身内への売却が不可能であっても任意売却を行うことは引っ越しや手続きなどの費用も出る可能性が大きいのでメリットは多いといえます。

自己破産後でも普通の生活ができます

自己破産をすると住宅はもちろん貴金属や自動車なども押収されます。保険も解約払い戻しが行われ返済に充てられます。しかし債務者の自己破産後の生活を守るため、家具や衣類また大型テレビといった最新式の家電製品以外の電化製品などは生活必需品として処分から免除されます。またローンがなく7年経過した自動車で査定が20万以下であれば処分の対象外になることもあります。

年金や小規模企業共済受給権などは法的に差し押さえをすることが禁じられていますので、自己破産後でも普通の生活ができる対策となっています。自己破産をするとブラックリストに載るので7年から10年間は新たな借入金はできませんが、中には借金癖が付いて自己破産を繰り返す人もいるため生活の見直しがとても大切となります。


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